スニーカーと言えばカジュアルなイメージが強いが、最近だと「外し」のアイテムとして、ラグジュアリーブランドやモードブランドまで様々な一流ブランドがこぞってスニーカーをリリースしている。
最近だと、「Dior」と「NIKE」がコラボしたAIR JORDAN 1が話題となっているが、こういった世界的な超一流メゾンも「NIKE」や「アディダス」などのシューズブランドとコラボしてスニーカーをリリースするケースが増えている。
もはやコーディネートには欠かせないスニーカーだが、今回は管理人が厳選した、30代におすすめスニーカーを5つほど紹介させていただく。
New Balance(ニューバランス) M990番台
まず初めにご紹介するのはニューバランスのM990スニーカーだ。
1982年に舗装路用のランニングシューズとして発売された990だが、990という品番は「1000点中990点を取るほどのシューズ」というコンセプトに由来している。
990と言っても今購入できるのは初代のモデルではなく、アップデートを重ねてリリースされた990V5だ。
ちなみに今までどれくらいの数がリリースされているかというと、
990→995→996→997→998→999→990→991 →992→993→990v3→990v4→990v5
これだけの歴史を経てリリースされているのが990V5だ。
(なんと初代のリリースから40年近く経っている・・・)
ニューバランスのハイエンドモデルという事で履き心地が良いというのは当たり前だが、なんと言ってもその人気の秘密はそのデザインにあるだろう。
今までファッションに合わせるニューバランスと言えばクラシカルなデザインが多かったと思うが、V3〜V5についてはハイテク感が漂い、フォルムも少しやぼったい感じだ。
昨今のファッションシーンではバレンシアガのトリプルSのブームで分かるように、足元にはボリューム感のあるスニーカーを合わせるのがトレンドとなっており、まさにこの990はトレンド感がありながらも機能性も兼ね備えたスニーカーとなっており、それがファッション好きの間で受け入れられたのだろう。
出典:https://wear.jp/yoshiojazzmaster/16575267/
リンク
NIKE(ナイキ) エアジョーダン1
出典:https://lobby-snkrs.com/2018/06/jordan1-miryoku/
2つめにご紹介するのは男なら誰しもが一度は憧れるであろう、NIKE(ナイキ)のエアジョーダン1だ。
初めてリリースされたのは1985年なので、35年という長い歴史のあるスニーカーとなる。
オリジナルカラーであるBredは当時、NBAが定めていた「白の面積が80%以上使用した シューズを使用する」という規則に違反しており、 毎試合5,000ドルの罰金が科されていたが、これをNikeが肩代わりし、 マイケル・ジョーダンはAIR JORDANを履き続けたという逸話がある、 まさに伝説的なモデル。
管理人が初めて購入したバッシュがこのエアジョーダン1だったので、個人的にも思い入れがある大好きなスニーカーの一つだ。
このエアジョーダン1の魅力というのはもちろんエアジョーダンというバスケットの神様が履いていたというバックグラウンドもあるが、なんと言っても流行に左右されない普遍的なデザインとカラーバリエーションの豊富だろう。
出典:https://uptodate.tokyo/nike-air-jordan-1-fearless-ones-collection/
「セレクトショップ別注モデル」やOff-Whiteに代表されるように「ブランドコラボモデル」も多数存在し、中にはプレミア価格が着いて、数十万円という値段のアイテムもある。
そこまでして男たちを虜にする魅力がこの「エアジョーダン1」にはあるのだ!
流石にほとんどの人は数十万円出して購入する訳にはいかないと思うが、今だに新しいカラーやモデルがリリースされ続けているので、購入する機会があるならぜひ1足は持っていたいスニーカーだ。
エアジョーダン1はワイズも細めで今流行のボリューム感のあるスニーカーではなく、どちらかというと少しタイトなフォルムになっているので、個人的にはスキニーパンツや細めのブラックデニムなんかと合わせるのがおすすめだ。
リンク
CONVERSE(コンバース) CANVAS ALL STARスニーカー
3つめに紹介するのはド定番中のド定番であるCONVERSE(コンバース)のオールスタースニーカーだ。
「何を今さら・・」と思うかもしれないが、定番だからこそ流行り廃りがなく、1足持っていれば色々なコーディネートにも重宝できるオールラウンドな1足なので、ファッション好きなら必ずシュークロークに入っているだろう。
コンバースのオールスターは1917年に誕生して以来、なんと100年以上の歴史を持っており、元々はバスケットボール用のシューズとして作られたが、その当時のデザインは今とほぼ変わりない。
どれだけこのオールスターが普遍的なデザインなのかというのがお分かりいただけただろう。
ではオールスターがなぜファッション好きからそんなに支持を受けているのだろうか?
それはなんと言ってもそのリーズナブルの値段とカラーバリエーションの豊富さだろう!
オールスターの価格帯はキャンバス素材の一番安いものなら3000円台〜から購入が可能なのだ。
この価格帯ならお金がなくてもファッションを楽しみたいという人には手頃な値段だろう。
また、オールスターはとにかくカラーバリエーションが多い。
ブラック、ホワイトはもちろんの事、ネイビーやグレー、ベージュ、レッドなど数々のカラーバリエーションを揃えているので、気分やコーディネートに合わせて色違いを何足か持っているという人も少なくないだろう。
実際にはもっとたくさんのカラーバリエーションがあるが、これだけあれば自分に合うカラーが必ず見つかるだろう。
出典:https://wear.jp/haruki0607/16592192/
春夏だったら「イエロー」や「ブルー」などのビビットなカラーをチョイスして、ワイドパンツと合わせるのが個人的にはおすすめだ。
ブラックorホワイトしか持っていないという人にはぜひビビットなカラーにチャレンジしてほしい。
リンク
HOKA ONE ONE(ホカオネオネ) BONDI 6スニーカー
4つめに紹介するのはHOKA ONE ONE(ホカオネオネ)のボンダイ6スニーカーだ。
HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)とは?
2009年にフランスのアネシーで誕生したHOKA ONE ONE(ホカオネオネ)。走ることが大好きな創業者であるジャン・リュック・ディアード氏とニコラ・マーモッド氏の2人が、山で下り坂を走る時の苦痛を解決するためブランドをスタート。以降、走ることを愛する全てのランナーのために、革新的なフットウェアを開発し続けている。
ホカオネオネのシューズはランニング用として開発されている為、軽くて長時間履いていても全く疲れず、履き心地が抜群だ。
特にこのボンダイ6の特徴はその「分厚い」ミッドソールにある。
普通のスニーカーの2倍はあろうかというその分厚いミッドソールで衝撃を吸収し、まるでスポンジの上を歩いているような感覚だ。
また、ボンダイ6の魅力は機能性だけではなく、デザインにもあり、ボリューム感のある「ぼてっ」としたデザインが今のトレンドにマッチしている。
ボリュームがあるので、ワイドスラックスなんかと合わせてもいいと思うが、個人的にはブラック系の細身のパンツなんかと合わせると足元にボリューム感が出てバランスがいいので、おすすめ。
リンク
SALOMON ADVANCED(サロモン アドヴァンスド) XT-6 ADVスニーカー
最後にご紹介するのはサロモン アドバンスドSALOMON ADVANCED(サロモン アドヴァンスド) XT-6 ADVスニーカーだ。
SALOMON(サロモンとは?)
サロモン(SALOMON)は、フランスのアウトドアブランド。徹底した製品開発とこだわりのデザインをベースに、世界のウィンタースポーツ界をリードしている。
1947年、フランス南東部の湖畔町アネシーにて、職人気質の父フランソワ・サロモンと息子のジョルジュがスキーエッジ研摩工場を開業させたのがブランドの起源。
2000年代にはマウンテンスポーツの分野でNO1ブランドへと変貌を遂げ、その機能性とデザイン性で現在ではストリートシーンでも注目を浴びている。
スノーボードをやっている人ならすぐに「ピンッ」とくるブランドだと思うが、世間的な知名度はまだそこまで高くはなく、現在テック系と呼ばれるジャンルを中心に人気が高まっている。
この「XT-6 ADV」は2013年に発表され、現在でもリリースされているサロモンを代表するモデルだ。
アッパー部分は同ブランドの最先端技術である縫い目のないシームレステクノロジーを採用し、粒子の細かい砂や泥が入りにくいメッシュ構造となっており、足全体を包み込む「 エンドフィット 」を採用する事でフィット感を高めている。
また、サロモンのスニーカーと言えばやっぱり「クイックレース」だ。
クイックレースとは、スノーボードのブーツなんかに搭載されているサロモンの特許技術で、先端の取っ手部分を引っ張るだけで連動して全体の紐が締まるシステムなので、紐を縛る必要がないのだ。
デザインもXT-6 ADVは比較的シンプルながらフロントに施された鮮やかなカラーリングのラインがアクセントとなっており、オシャレ感を演出している。
個人的にはこんな感じでクロップドのパンツと合わせて、靴のデザインがしっかり見えるようなコーディネートにすると、サロモンの美しいフォルムと機能美が主張されて、「その靴どこの?」と言われる事、間違いなしだろう!
リンク
まとめ
さて、今回は厳選したおすすめスニーカーを5足紹介させていただいたが、いかがだっただろうか?
誰もが知っている「ド定番」の物もあれば、あまり知られていない「コア」な物もあったと思うが、靴は面積が小さいので、多少パンチの効いているデザインの物を履いたところで、洋服ほどコーディネートに影響はしないだろう。
「これじゃ派手過ぎかな?」とか「自分には合わなそう」と言って常に同じようなシューズを履くのではなく、これを機に色々なシューズにチャレンジして、自分らしいコーディネートを完成させていってほしいと思う。
(と言っても結局は気に入ったシューズばかりヘビロテしてしまうんだが笑)